あなたのおくりものソムリエ threaF −スリーフ−
こんにちは。
threaF(スリーフ)スタッフの平山です。
当店では、大切な方へのプレゼントや、自分へのご褒美にしたくなるような商品を、季節に合わせて取り揃えています。
今回はその中でも、リピーターさんが多いオススメの調味料
『クラフトナンプラー The FISH SAUCE』
をご紹介いたします。
まず、「ナンプラーとは?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、今回はナンプラーの由来や歴史、特徴等をお伝えいたします♪
ナンプラーとは、魚を発酵させて作る魚醤(ぎょしょう)の一種です!
カタクチイワシなどの小魚を塩漬・発酵・熟成させて作っており、独特な香りや塩気が特徴で、東南アジア・タイを代表する調味料です。
タイでは肉料理、主食、スープなど幅広い料理に使われていて、日本でいう醤油のように、日常的に目にする調味料のひとつです。
日本では、トムヤムクン、グリーンカレー、ガパオライスなどのタイ料理でみかけることが多いです。
また、ナンプラーの塩気やうま味から、塩や醤油の代用品として使われることもあります!
「ナンプラー」というのは、2つのタイ語が合わさってできた名前だといわれています。
水や液体を意味する「ナム」と、魚を意味する「プラー」が合わさったもので、その語源は中国語で魚醤を表す「魚露(ユイルー)」。
これをタイ語で直訳して、「ナンプラー」と呼ばれるようになったそうです。
ナンプラーは、ベトナムの魚醬であるヌクマム(ニョクマム)を基に、タイ人向けに作られた魚醬です。
1922年頃にタイで売られるようになったそうで、実は誕生から100年程度しか経っていないのです。
比較的新しい物ですが、今ではタイを代表する調味料となりました。
醤油のような塩味に加え、魚のうま味が加わった深みのある味わいで、醤油にアンチョビや塩辛を合わせたようなイメージです。
薄く透き通った茶色で、醤油と比べると、やや薄く感じます。
エスニック料理に欠かせない、食欲をそそる香りが特徴です。
しかし、ナンプラーは小魚を発酵させているため、独特な匂いがします。
それがきつく、苦手な方も多いのだとか…。
そんな時は加熱することで匂いが緩和されるので、炒め物やスープなどに使うのがおすすめです♪
ナンプラーには、タンパク質の他、発酵の過程でタンパク質が分解されたアミノ酸、ビタミン、ミネラルも多く含まれています。
いろいろな栄養素の中でも、より多く含まれているものを紹介します。
『ナイアシン』は、ビタミンB群の仲間。
糖質や脂質を燃やしエネルギーを作り出したり、二日酔いの原因になるアルコール成分を分解するのを助けてくれます。
『ビタミンB12』は、全細胞の遺伝物質であるDNAの生成を助ける栄養素。
正常な赤血球の産生にも必要で、貧血の一種である「巨赤芽球性貧血」の予防にもなります。
『マグネシウム』には、カルシウムと拮抗して筋収縮を制御したり、血管を拡張させて血圧を下げたり、さらには血小板の凝集を抑えて血栓を作りにくくする作用があります。
日々の食事にナンプラーを使うことでどんなメリットがあるのか、また使う際の注意点をご紹介します。
1.栄養豊富
上記にもあるように、魚から出たタンパク質やビタミン、ミネラルなどが含まれています。
味付けや風味付けと一緒に、手軽に栄養素が摂れるのは嬉しいですね。
2.少しの量で、しっかり味が出る
醤油の塩分が16%なのに比べて、ナンプラーの塩分は20〜25%と高めです。
そのため、少量でもしっかり味とうまみがでます。
3.手軽にエスニック料理が楽しめる
ナンプラーの独特な香りは、エスニック料理ならではの風味を演出します。
普段の料理に入れるだけで、本格的なエスニック料理を楽しめます。
1.塩分が高め
醤油より塩分が高いナンプラーですが、色は醤油に比べると薄く、透明がかった茶色をしています。
そのため、普段の醤油と同じ感覚でナンプラーを使うと、うっかり塩分を取り過ぎてしまう可能性があります。
2.癖の強い香り
ナンプラーの特徴ともいえる香りですが、これが苦手という方もいます。
魚を発酵させて作るため、発酵食品独特の臭みがでてしまうのです。
もし臭みを和らげたいときは、下記の調理方法を試してみましょう。
また、ナンプラーは種類が多く商品によって香りも違うため、試食をしてから購入するのがおすすめです。
魚醤は、魚を塩漬けして発酵させ、うま味を凝縮した調味料で、秋田県の「しょっつる」や、石川県「いしる」が有名で、ナンプラーやベトナムの「ヌクマム(ニョクマム)」も、魚醤の一種です。
塩味とうま味が特徴的で、醤油に似ているともいわれます。
魚醤と醤油を比較した際の、1番の違いは【原料】にあります。
魚醤は魚が原料で動物性タンパク質を含んでいるのに対し、醤油は主な原料が大豆のため植物性タンパク質を含みます。
また、魚醤は醤油に比べて色が薄いですが、塩分は魚醤の方が高いのも特徴です。
【魚醤と醤油の比較まとめ】
魚醤:魚が原料、動物性タンパク質、薄い色、塩分は20〜25%
醤油:大豆が原料、植物性タンパク質、色が濃い、塩分は16%
「クラフトビールなら聞いたことがある!」という方は多いと思いますが、基本的な考え方は同じです。
クラフトビールとは、”小規模な製造場で作られたオリジナルのビール”のこと。
クラフトナンプラーも同様に、
【小規模な製造場で作られた、オリジナルのナンプラー】
のことを指します。
一般的なナンプラーにはランクがあり、発酵した魚をフィルターで濾したものが一級品と呼ばれ、風味が豊かだといわれています。
一級品を更に絞り、うまみ成分や塩分を添加したものが、二級品、三級品と呼ばれます。
一方、クラフトナンプラーにはランクはなく、新たなジャンルの魚醤といわれています。
The FISH SAUCEは、タイのナンプラーでも、現在ある日本の魚醤でもない、これまでの概念を変える無添加調味料です。
こだわりの国産原料のみを使用し、独自の製法で最大限に凝縮された魚のうま味と、深く余韻が残る香りを実現しました。
生産者である株式会社THE MIRAIにて「どんなジャンルの料理にも【かけるだけで贅沢なうま味が広がる】いつもの料理がひと味変わる」というコンセプトのもと生まれた、The FISH SAUCE。
その一番の特徴は、ナンプラー独特の香りがないところです。
15年間タイのバンコクで育ったオーナーが、”日本人に食べやすいナンプラーを作りたい”という思いで、2年以上かけて開発しました。
そのため、エスニック料理は勿論、鍋や冷奴、納豆などの和食にも合うのが魅力の一つ。
カタクチイワシのうま味が凝縮されているため、ダシの代用としても活躍します。
実際に味わってみると、塩辛さはさほど感じず、なめらかな口当たりが印象的で、それでいて、魚のうま味はしっかりとしていながらも、ナンプラー特有の香りはほぼなく、まさにどんなお料理にも活躍しそうです。
味も香りも楽しめて、とても上品な味わいのナンプラー!
栄養素はそのままに、美味しく料理を彩ってくれることでしょう♪
また、ウイスキーボトルのようなオシャレなデザインで、贈り物としてもおすすめです。
threaFでのお取り扱い開始から1年を記念して、threaFオリジナルラベルバージョン(150mlのみ)も誕生しました!
オリジナルラベルのThe FISH SAUCE オンラインショップはこちら
といった理由から、大人のプレゼントとして男女を問わず人気です。
今回は、ナンプラーについてお話ししました。
タイを代表する調味料のナンプラーは、ご自宅の料理に少し足すことで、手軽にエスニック料理を楽しめます。
また、 The FISH SAUCE は日本人にも食べやすく、エスニック料理から和食まで幅広く使える優れものです。
threaFでは店頭でThe FISH SAUCE の試食も行っています。
皆さんもぜひ、新感覚のナンプラーを味わってみてください。
【参考にさせていただいたWEBサイトはこちら】
・ナンプラーとは?タイ発祥の魚醤油の特徴や食べ方などを詳しく解説! | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし:
・魚醬マニア
・魚醤ってどんな調味料?醤油との違いは?種類や使い方についてご紹介!
・ナンプラーってどんな匂い?どんな味?くさい?においを消す方法は?
・【調味料ソムリエプロが厳選!】おすすめの「魚醤」をご紹介!
・ナンプラーのおすすめ10選|炒め物、本格タイ料理・ベトナム料理に必須の調味料!
<店舗情報>
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