あなたのおくりものソムリエ threaF −スリーフ−
こんにちは。threaFの品田です。
前回のブログでは、ハチミツの成分についてお話しました。
脳や体のエネルギー源である「ブドウ糖」を手早く摂取でき、かつ糖質以外の栄養素も種類豊富に含まれるハチミツ。
実は、甘味料として直接食べる以外にも、様々な使い道があるのです!
女性に嬉しいスキンケア、
お料理好きな人におすすめの下ごしらえ、
ちょっと風邪気味?と思ったときに役立つ使い方・・・
一家にひと瓶欲しくなる、ハチミツのライフハックをご紹介します。
目次
ハチミツは高い保湿性を持っていることから、化粧品の材料にも使われています。
そして、すでに製品化されているものでなくても、ご自宅にあるハチミツを使ってお肌や髪のケアが可能です!
一度やり方を覚えてしまえば、あとは楽ちん。
下記のポイントをおさえつつ、試してみましょう。
・パッチテストをして、異常がないことを確認してから行う
・長時間ハチミツをつけたままにしない
・しっかり洗い流す
・添加物が入っていないハチミツを使う
【材料】
・ハチミツ:大さじ1
・天然塩:ひとつまみ または 食用の重曹:少々
①ハチミツと塩(または重曹)を混ぜる
②顔の上にのせて指でくるくるマッサージする
③ぬるま湯で優しく洗い流す
塩は、肌の代謝を促してくれるのと、ざらつきがスクラブ代わりになります。
重曹でつくる場合は、塩よりさらに汚れを落としやすくなります。
その代わり、肌への刺激は塩より強いため、より優しくマッサージするよう心がけましょう。
【材料】
・ハチミツ:大さじ1
・ラップ:顔を覆うサイズにカットし、目、鼻、口の部分に穴をあける※
※ハチミツを塗った後すぐに覆えるよう、事前に上記のラップの準備をしておくのがポイントです。
①ラップを準備後、いつも通りにクレンジング・洗顔をし、ティッシュやタオルで優しく水分を拭き取る
②ハチミツをとり、顔全体になじませてから、ラップで顔全体を覆う
③5分ほど待って剝がす
④ぬるま湯で優しく洗い流す
洗い流すときは、洗顔料を使う必要はありません。
その後、いつものスキンケア用品でお肌を整えましょう。
【材料】
・ハチミツ:適量
・ラップ:唇を覆うサイズにカットしておく
①唇に優しくハチミツを塗る
②唇の上からラップで覆い、5~10分待つ
③ラップを外し、ティッシュやコットンで優しく押さえて、表面に余ったハチミツを拭き取る
仕上げにリップクリームを塗った方が、乾燥から唇を守れるためおすすめです。
【材料】
・ハチミツ:大さじ1~※
・オーガニックオイル:大さじ1~2
※ハチミツの種類によって固さが異なるため、固いなと感じる時は、お湯やオイルを少し増やして調整してください。
①髪をぬるま湯でしっかり洗い流す
②オイルと混ぜたハチミツを手のひらに広げ、頭皮に揉みこむように優しくマッサージする
③その状態で10~20分ほど置く
④ぬるま湯で洗い流す
⑤普段通りにシャンプーで洗う
ヘアパックの材料にもなるとは驚き!
しっとりと艶やかな髪を目指す方におすすめです。
参考:化粧品成分オンライン
参考:IN YOU journal
参考:はちみつなび はちみつパックを自宅でできるやり方!おすすめ商品を紹介【2024年最新版】
砂糖代わりの調味料としてだけでなく、お料理が更においしくなる一工夫!
【材料】
・ハチミツ:適量(お肉のサイズに合わせて調整)
・お肉
・ジップロック
①ジップロックにお肉とハチミツを入れて揉み込む
②30分ほど放置してから取り出し、焼く
ステーキに使われるような、脂身が少ない部位ほど、焼いた際に硬くなりやすいと言われています。
理由は、お肉に含まれるたんぱく質が、加熱することによって変性するため。
ハチミツに含まれるブドウ糖と果糖、さらに「たんぱく質分解酵素」であるプロテアーゼがお肉に浸透し、硬くなるのを防いでくれます。
また、ハチミツがお肉の表面をコーティングしてくれるので、肉汁を逃さず、ふっくらジューシーに仕上げることができます。
某お料理漫画でも紹介されていた方法なので、聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
注意点としては、ハチミツ漬けしたお肉はやや焦げやすくなること。
初めて試すときは、弱火で様子を見ながら焼いてみましょう。
参考:はちみつ大学 いつものお肉を柔らかく〜はちみつを料理に使うメリット〜
季節の変わり目や、急激な温度差などで、喉がいがいがしてしまう時がありますよね。
ハチミツをなめることで、シロップ感覚で手軽にケアできます。
【使用方法】
・大さじ1
1日1~2回、木製の清潔なスプーンですくって食べる
ハチミツは水分が約20%と少ないため、独特の粘り気があります。
この粘り気が、のどの粘膜を乾燥から守ってくれるのです。
また、ハチミツの吸湿性によって細菌の繁殖を防ぎ、炎症を抑えると言われています。
※1歳未満のお子様には決して与えないでください。食中毒を起こすリスクがあります。
参考:ひまわり医院
参考:EPARK くすりの窓口
一言にハチミツと言っても、その製造・加工方法は生産者によって違います。
・「非加熱ハチミツ」(生ハチミツ)
味や栄養素を損ねることなく、もっとも自然に近い状態で採取されたハチミツ
・「純粋ハチミツ」
添加物を加えていないハチミツ。流動性をよくしたり、水分量を調整する目的で加熱処理されている
・「加糖ハチミツ」」
人工甘味料が加えられているハチミツ
今回ご紹介したような目的でハチミツを使う場合は、「非加熱ハチミツ」がもっともよいとされています。
すぐに非加熱ハチミツが入手できない場合でも、せめて「純粋ハチミツ」から選びたいですね。
では、「非加熱ハチミツ」か「純粋ハチミツ」かを、一般消費者の目線で見分けるにはどうしたらよいのでしょう。
まず、非加熱ハチミツは流通量が少なく高価なため、スーパー等ではなかなか手に入りません。
ほとんどの商品が、加熱処理済みと考えてもよいでしょう。
非加熱ハチミツを手に入れたい場合は、養蜂場のwebサイトから直接注文する、または、パッケージやリーフレット等で加熱処理の有無を明記している商品を購入するのが確実です。
純粋ハチミツは、比較的手ごろな価格帯で、スーパーでも販売されています。
「純粋」または「Pure Honey」と記載されている商品を選びましょう。
添加物が加えられている場合、上記の文言は使用不可とされています。
なお、購入前でなく「すでに手元にあるハチミツ」が天然ものかを確認したい場合は、スプーンに少量とって、水を入れたコップに入れてみるとよいでしょう。
塊のままで底に沈むようなら、純粋ハチミツまたは非加熱ハチミツの可能性があります。(その後、かき混ぜれば溶けていきます)
一方、入れてすぐに溶ける場合は、何らかの成分が後から加えられていると思われます。
その他に、
「非加熱ハチミツは結晶化しやすい」
「細かい泡が出ていて、色は透明ではなく、粘り気が強い」
といった情報もありますが、純粋ハチミツも結晶化しますし、蜜源植物によって透明度や粘り気も様々です。
いずれにせよ、見た目の特徴のみで判断するのは難しいので、気になる場合は、販売者や製造業者に問い合わせた方が無難ですね。
参考:みつばちのーと スーパーで市販されるハチミツを解説。そもそも「本物」は手に入る?
様々な使い方で、私たちの生活に役立ってくれているハチミツ。
秋冬に向けた、乾燥対策のひとつとして。
いつもの料理をワンランク上げる隠し味として。
日々の生活のお供にひと瓶、置かれてみてはいかがでしょうか。
threaFオリジナルの非加熱ハチミツ、「みつはに」もおかげさまで多くのお客様にリピートいただいています。
サラッとして食べやすいので、試食だけでもお気軽にどうぞ。
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